神霊導師 天教照玉

天教照玉(てんきょうしょうぎょく)のスピリチュアルな世界
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【コラム】 01 はじめに

人は霊と共に生きている

恐ろしい程のエネルギーが体に入り込み、私ではない何か大きな存在が私の口を通して語り始めたとき、頭の隅に追いやられた狭い意識の中で私は、自分の身に起こっている事が信じられない思いでいっぱいでした。

『自分はおかしくなってしまったのか』
『何かが取り憑いてしまったのだろうか』
『どうして私に…』

主婦としてごく平凡に暮らしていた私の身に、不思議としか言いようのない現象が次々と起こり始めてからというもの、私の心の中には、とまどい、恐怖、そして疑問が嵐のように渦巻き、苦しみもがく日々が続きました。

蓮の花

当時霊界の高みにおられる神仏の存在を理解できなかった私は、自分の身に降り掛かってきたわけのわからない恐怖から何度逃れようとした事でしょうか。しかし、どんなに必死で逃げようとしても逃げ仰せることはできませんでした。ごく普通の、ごく平凡な生活だけを与えてほしいといくら望んでも、それはかなわぬことだったのです。

やがて、私の身に起こった全ての現象が、この世に生まれ出る前からの約束事であり、また、主護神をはじめとする霊の世界におられる神仏のお手伝いをする役割を背負っている事を否応無しに悟らされるに至って、私はあきらめにも似た気持ちで(今思えば大変不遜な事ですが)、我が身に与えられた試練と定めを受け入れる決心をしたのです。


いま、いわゆる霊能力という不思議な力を授けられた私にとって、霊が発する思いは手にとるように伝わってきます。

あなたは苦しい思いを残して亡くなった魂が霊界へも行けず、この世にさまよって救いを求めているのを感じるでしょうか。恨みつらみを持った霊があなたに不幸をもたらす事を知っているでしょうか。そして、あなたの守護霊は必死の思いであなたを守ろうとしているのを感じ取ることはできるでしょうか。


私は、長い間にわたって霊と接してきた私自身の経験から、霊がこの世に生きている私たちといかに深く関わっているかを知っています。また、私たち一人一人が本来は霊そのものであることも知っています。そして、いずれは皆、この世を去って霊の世界で生きなければならないことも…。その真実を多くの方に知っていただきたい、そして、いまこの世に生きている一瞬一瞬がいかにたいせつなものであるか、多くの方に理解していただきたい   これが、私が本書を執筆しようと思い立った理由なのです。

この世に生きている私たちは幸福を求めて生きています。その幸福の価値を金銭に見いだす人もいれば、地位や名誉に見いだす人もいるでしょう。あるいは幸福を追い求めつつも、降り掛かる不幸に自らの運命を呪っている人もいるかもしれません。またいまが幸せであればそれでいいと、現在の安楽に身を委ねて努力を放棄している人もいるかもしれません。しかし、死の扉の向こうにも人生の続きがあり、この世の生き方が死後の世界を定めるという真実を知ったならば、おのずとこの世での生き方も変わってくるはずです。


では、いったいどういう生き方をすればいいのでしょうか。そして、この世に生きている私たちと共存しているさまざまな霊とどうつきあっていけばいいのでしょうか。そのヒントを本書からつかんでいただけたら、著者としてこれほど幸せなことはありません。
本書があなたの人生に幸福をもたらし、やがて訪れる死後の世界への良き案内役となることを願って。

著書『霊能者 それでも人は霊と共に生きている』より抜粋

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